「月刊 生保営業支援塾」vol.86(2022年7月号)全損保険の出口戦略~関連する税務のポイントなども含めて~

全損保険の出口戦略を多角的に解説します!

まずはダイジェスト動画をご覧ください(画面をクリックすると再生します)。

具体的なセミナーの内容

  • 対策の基本的な考え方
  • 令和4年度の税制改正後節税商品との関係
  • 解約返戻率見てはいけないという重要性
  • 1割損金?、4割損金?、その考え方
  • 全損保険を関係会社名義変更する対策

講師プロフィール

見田村元宣

見田村 元宣 (みたむら もとのぶ) 税理士

日本中央研修会 代表取締役
日本中央税理士法人 代表社員

早稲田大学卒業後、株式会社タクトコンサルティングなどを経て、平成14年1月から現職。現在は通常の顧問業務の他、相続、事業承継、不動産譲渡などのコンサルティング及びセミナーを主な業務の中心として活動。また、過去の主なセミナーに、京都商工会議所:「資産承継と事業承継の違いと進め方」 武田薬品工業株式会社:「個人開業医・医療法人の事業承継対策」、三井住友海上きらめき生命保険株式会社:「生命保険を使った事業承継対策」などがある。

なお、著書、共著書には下記のものがある。

見込客との信頼関係を構築するための税務知識Q&A 信頼を勝ち取るワンランク上の情報提供 社長の信頼を得るための『切り口となる』税務の話 役員退職給与の『誤解』と『真実』

金持ちファミリーの「相続税」対策 ここを見逃すな! 中小企業における株式管理の実務 ちょっと待った!!社長!御社の税務調査ココが狙われます!! これだけ!B/SとP/L 相続税増税、あなたの家は大丈夫? フリーランスの教科書

「会社が危ない!」と思ったときにお金をひねり出す61の方法 あの社長の羽振りがいいのにはワケがある 「儲かる!会社」に一瞬で変わる 朝9時までの「超」仕事術 かわいい決算書 守りから攻めへの譲渡資産税実務

アンケート結果

セミナー動画をご覧頂いた方のアンケート(5段階評価)の集計結果です。

セミナーの評価

お客様の声(会社名はご参加頂いた当時の会社名)

全損保険にとらわれている経営者に今日得た情報をお知らせしたい。
オリックス保険コンサルティング株式会社 都筑満成 様

「全損保険の出口戦略」...先月からともて楽しみにしており、今日拝聴して参加してよかったと思える内容でした。保険以外の節税スキームの紹介では初めて知ったこともあり、やはりそれぞれリスクはある事をきちんと理解した上でやる事が必要であると思いました。保険に関しても全損にとらわれている経営者に今日得た情報をお知らせし、会社にとっても有意義な保険提案をしたいと思います。

4割損金と1割損金の保険の比較は目からウロコでした。
ソニー生命保険株式会社 池田直人 様

節税目的で入った全損保険の出口として、節税商品を探している法人の社長もお客様にいらっしゃいますが、まずは節税が目的では無く、手元にいかにキャッシュが残るかの視点で考えてもらうようアドバイスをしていこうを改めて思いました。又、4割損金と1割損金の保険の比較は目からウロコでした。お客様の特性に合わせて、しっかりお伝えする知識を視野の広さを持ち、その法人にとって何が良いのか? 将来を見据えた方向性の中でどうお役立ちしていくべきか、考える良い時間でした。ありがとうございます。

節税商品も多々ある中、落とし穴的な点も教えて頂き、とても勉強になりました。
外資系生命保険会社 村上正 様

全損保険の出口戦略は、お客様からの相談も多く、非常に参考になりました。「税引き後のお金が残れば良い」、「「率」ではなく「額」を検討する」は正にその通り!という感じです。節税商品も多々ある中、落とし穴的な点も教えて頂き、とても勉強になりました。特にコインランドリーの話は面白かったです。今回も大変勉強になりました。ありがとうございました。

出口戦略の方法として今回の話は大変参考になりました。
ソニー生命保険株式会社 清田昇吾 様

節税商品が数多くあるものだと感心しました。昨今の流れとしては、保険は単純返戻率がポイントとなっているようですが、損金は当初のキャッシュフローを改善してくれるように思いますので、それなりの効果はある様に思います。出口戦略の方法として、今回の話は大変参考になりました。行為計算の否認は都市伝説?は興味深かったです。

法人での関連会社の名義変更による相殺の考え方は使えると思った。
アクサ生命保険株式会社 金井都 様

損金の考え方を変えていく時代に入って、入口での提案がとりあえず損金で売ってしまった人はいまごろになって大変な思いをするのだと思いました。やはり、正しい提案は保険という機能と特性を話したうえで活用するものだと思いました。都合の良い出口を見つけ出すのは難しいことも改めて理解しました。法人での関連会社の名義変更による相殺の考え方は、使えるなと思いました。リースをお客様におすすめするのは、私にはハードルが高いと思いますが、税理士の先生がしっかり理解していただいた上で、お客様へのお話しをしてくだされば、大きなリスクを負うこともなく、一つの解決方法になるのかなと思いました。出口を見つけ出すのは、大変だなあと思いましたので、今後はしっかり考えて提案していきたいと思います。ありがとうございました。

率ではなく額を検討することの大切さを改めて認識しました。
外資系生命保険会社 木村智一 様

出口戦略で受ける商品の税務リスクまで話していただけたのは、とても役に立ちました。そして、率ではなく額を検討することの大切さを改めて認識しました。4割損金がすべてではない点も含めて、お客様に話していきたいです。保障の大切さと併せて、お客様の意向も確認して、出口戦略を組み立てたいです。

リスクと収益が出るタイミングで、どんな提案ができるか社長自身に判断してもらう材料を知る事ができた。
ジブラルタ生命保険株式会社 伊藤澄百子 様

全損保険の出口戦略という事で、足場リースなどは知っていたけれど、コインランドリー、中古トラック、コンテナホテル等の話は聞いた事がなかったので、それぞれのリスクと収益が出てしまうタイミングで、どんな提案ができるか(都市伝説ではなく)社長自身に判断してもらう材料を知る事ができました。最終的には、出口や目的に合わせて、保険提案ができる事が一番ですが、有益な情報でした。ありがとうございました。

保険以外のスキームも含め、メリット、デメリット、問題点について理解を深めることができた。
ソニー生命保険株式会社 阿久津政孝 様

全損保険の出口戦略というテーマで、まず第一に出口戦略に100点(満点)の回答はないということ(当初から出口が決まっていた場合を除く)を前提に戦略を立てないといけない点、いろいろな方法の組み合わせが大事である点、節税よりキャッシュをいかにして増やしていくことが大事でるという認識にいたりました。保険以外のスキームも含め、メリット、デメリット、問題点について理解を深めることができました。

終身保険の名義変更について、新たな気づきとなった。
株式会社アセット・イノベーション 清原稔之 様

足場・トラックリースなどの近隣の商品に関する解説は事例をまじえて良く理解できた。その収益の相殺の方法について、具体的な例で解説で分かりやすく、これからの参考になる。終身保険の名義変更について、新たな気づきとなった。入口が損金か? 出口が損金か? は以前より言われる事であるが、今後はますます重要になると感じた。

どの様に処理して良いか悩んでいましたが、先生のお話で方向性が見えた感じがします。
外資系生命保険会社 柚山卓也 様

今回のセミナー「全損保険の出口戦略」は、新規取引先で話題になっていたところです。ただ、どの様に処理して良いか? 悩んでいましたが、先生のお話で方向性が見えた感じがします。又、各種リースの話も必ずしもベスト・ベターでは無い事もおしえて頂き、とても良かったです。今後はあらためて税引後にいくら増えているか? を念頭に臨機応変にセールスしていきたいと存じます。本日はありがとうございました。

保険以外の金融商品への投資等へのアドバイスができる金融知識が必要であると認識ました。
ジブラルタ生命保険株式会社 横山裕二 様

全損保険は解約返戻率ではなく、解約返戻金額を検討する事、解約返戻率のピークがいつ頃なのか、どう解約したら、いつ、どのくらいの収益が上がるのかが重要であることを理解しました。その収益を無理やり保険商品へ投入させる様なセールスはお客様からの信頼を失う可能性があるので、保険以外の金融商品への投資等へのアドバイスができる金融知識が必要であると認識しました。

全損保険の出口戦略を実際の商品の例を挙げて説明して頂き、とても参考になりました。
パワーリンク株式会社 成清孝一郎 様

全損保険の出口戦略の研修を数多く受けてきましたが、実際の商品の例を挙げて説明していただき、とても参考になりました。また、返戻率が最高85%、4割損金の保険では、メリットが出にくい事も改めて理解できました。足場リースや中古トラックリースも知らなかったので、とても参考になりました。

節税? お金? の質問は効果的ですね。
外資系生命保険会社 牧野大志 様

3年後にピークを迎える全損保険の出口を模索している会社があります。本日のセミナーを聞いて、損切りしてでも早めに解約をすすめようと思いました。節税? お金? の質問は効果的ですね。最近、法人のお客様が増えてきたので、自信が付きました。

商品の詳細

「月刊 生保営業支援塾」vol.76(2021年9月号)

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